種子屋久エリア紹介
JA種子屋久は平成18年4月、熊毛地区の3JA(JA西之表市、JA鹿児島くまげ、JA屋久島)が合併して誕生しました。
種子屋久地方は鹿児島県の南に位置し、我が国最大のロケット発射場がある、宇宙に一番近い島「種子島」と、九州最高峰の宮之浦岳が雄大にそびえる世界自然遺産の島「屋久島」、および口永良部島を主な区域としています。最先端科学の島と世界遺産登録の島を管内にもつJAです。
種子屋久の特産品
全国的に有名な「安納芋」や「たんかん」「ぽんかん」の産地として知られている種子島と屋久島。温暖な亜熱帯性の気候条件を生かした早期米・かんしょ・さとうきび・ばれいしょ・豆類・柑橘類の栽培が盛んな地域です。
JA種子屋久では、光センサーを使ったみかんの選果や、エコ認証米、冷凍焼き芋(安納芋・紫芋)等、多様化する消費者ニーズに対応した、安心・安全な農産物づくりに生産者と一丸となって努め、組合員・地域住民に親しまれ信頼される地域密着型のJAをめざしています。
組合長あいさつ
平素より、種子屋久農業協同組合をご利用いただきまして厚く御礼申し上げます。JA種子屋久は、平成18年4月に3JA(西之表市、鹿児島くまげ、屋久島)が合併し誕生しました。
亜熱帯性の温暖な気象条件のもと平坦部の種子島地区、世界自然遺産の屋久島地区という他に類を見ない地域の特性を生かして、農業振興と地域社会づくりに努力しています。
このたびは、JA種子屋久のホームページにアクセスしていただき、心から感謝申し上げます。常に情報・内容の充実を心掛けて参りたいと考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。合わせて、ご意見ご要望がございましたら是非お聞かせください。
今後とも、組合員・地域住民の信頼と負託に応えられる地域密着型の組織・事業体を目指すべく、「担い手づくり・仲間づくり・人づくり」を基本に役職員一体となり取組みを進めて参りますので、より一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。
種子屋久農業協同組合
代表理事組合長 岩 次則
JA種子屋久のプロフィール
設 立 | 平成18年4月 |
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本所所在地 | 鹿児島県熊毛郡中種子町野間5281 |
出 資 金 | 30億円 |
総 資 産 | 638億円 |
単体自己資本比率 | 18.56% |
組 合 員 数 | 7,692人 |
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役 員 数 | 17人 |
職 員 数 | 327人 |
支店・出張所 | 5 |
(令和6年3月31日現在)
経営理念
●JA種子屋久は、温暖な気象条件のもと平坦部の種子島地区、世界自然遺産の屋久島地区という他に類例を見ない地域の特性を生かし、組合員・地域住民に親しまれ信頼される地域密着型のJAを目指します。
経営方針
●地域の特性を活かした「安心」「安全」な農畜産物の生産振興と販売促進により、組合員の所得向上を図ります。
●地域社会をサポートする事業展開と支所を拠点とする身近な活動を通じ、組合員・地域住民の豊かな生活に貢献します。
●組合員・地域住民に信頼される組織基盤の確立と経営の健全性を図ります。
経営管理体制
◇ 経営執行体制当JAは農業者により組織された協同組合であり、正組合員の代表者で構成される「 総代会 」の決定事項を踏まえ、総代会において選出された理事により構成される「 理事会 」が業務執行を行っています。また、総代会で選任された監事が理事会の決定や理事の業務執行全般の監査を行っています。
また、信用事業については専任担当の理事を置くとともに、農業協同組合法第 30 条に規定する常勤監事及び員外監事を設置し、ガバナンスの強化を図っています。
対処すべき重要な課題と対応
1.安心・安全な農畜産物の提供と地域農業の振興
食に対する「安心」「安全」の信頼を確保していくため、生産者・JAは組織を挙げた取り組みを継続します。このため、生産履歴の記帳徹底とチェック体制の強化、GAP(農業生産工程管理)への取り組み、残留農薬自主検査の実施と情報開示など、「食の安心・安全システム推進本部」の機能充実を図る取り組みを実践します。
また、地域農業を担う認定農業者並びに担い手や新規就農者の育成支援、大規模・農業法人対策など、行政・中央会法人サポートセンターとの連携により、農業生産基盤の強化に努め地域農業の振興と生産拡大を図ります。
2.営農・販売事業強化による農業者の所得増大
多様な営農形態に応じた総合的な支援体制の構築により、出向く体制による声を聴く運動を強化します。また、地域営農ビジョンに基づく生産販売カウンセリングによる生産力強化支援と生産コスト削減を図るとともに、新たな需要拡大と高付加価値により農業所得の増大に取り組みます。
3.協同活動の強化による地域社会への貢献
組合員・地域住民が元気で安心して暮らせる地域社会の実現に貢献するため、多様な事業・活動を通じてライフラインを担う地域に根ざした組織としての役割を果たします。
このため、行政と連携して組合員・地域住民の健康と命を守る健康管理活動(人間ドック・巡回健診)を実践するとともに、高齢者福祉対策、生活支援対策による生活支援事業に取り組みます。
4.JA経営の健全性と信頼性の向上
JA経営の健全化対策として、「収益性の確保」と「自己資本の増強」を通じ自己資本比率の改善に努めます。あわせて、持続可能な経営基盤の確立・強化に向け、部門採算性の確保と不採算事業の改善対策、事業機能・施設の再編対策などにより、効率的で収益性の高い経営体質の構築に取り組みます。
また、不良債権回収方針に基づいた処理の促進と不稼動資産の有効活用や流動化に努めるとともに、自己資本増強運動も積極的に展開します。
5.内部統制・法令順守態勢の強化
不祥事未然防止対策として、内部監査室との連携によるコンプライアンスプログラムの実践・管理と並行し、オンサイトモニタリングによる事後点検・指導の強化により、内部牽制機能を充実させJAの信頼性の確保対策に取り組みます。